株取引は持ち合い離れにつけ
株取引を長年やっていると、たまたま買った株が急騰して
思わぬ大きな利益を手にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、なぜ急騰したか、色々後講釈で材料は出てきますが実際のところは分からないものです。
でも、よくよく見てみると急騰する株にはパターンがあります・・・。
今日はそんな急騰を演じた銘柄の値動きから特徴を見出し、
今後の貴方の株式投資に役立てるためのお話です。
今回は、一番ポプュラーな値動きを紹介します。
貴方も、よく聞く形として「持ち合い」という株式用語はご存知と思いますが、
この持ち合いの典型的なのが「三角持ち合い」と呼ばれているものです。
これは、チャートで見たとき、三角のフラッグがはためいているように見えます。
この他にも、よく「ボックス圏」で動いていてなかなかボックスの高値を抜けない場合があります。
これも持ち合いの一つと考えられます。
この持ち合いの抵抗線を上に抜けた場合は、大きく株価の水準訂正に入り高騰します。
こんなところを買えればもう天に昇る気持ちになってしまいます。
「持ち合い離れにつけ」ですね!
これも、株価が急騰する一つのパターンですので覚えておきましょう。
株は過去の記憶を辿る
一昨年8月のことを思い出して頂きたいのですが、参院で郵政民営化法案が否決された時、市場関係者の多くは、「一時的に相場は下げる」との見方をしていました。
ところが相場は反対に動きました。
衆院選も、「与党勝利」を先取りして相場はあげ、結果的に圧勝で更に上昇波動に完全にのりました・・・。
例年、8月は外人のファンドマネージャーは夏休みということで、下げる年が続いていました。
一昨年も季節要因ということで売っていた国内勢を尻目に、外人は市場まれに見る買い越しということで、国内勢は完全に裏をかかれた状況だったのです。
このような歴史的動きを貴方はどうみますか?
ここには、長年相場を見てきた私としては、ただならぬものを感じます。
一つは、外人の「下げるべき時に買い、上げるべき時に売ってくる」売買のうまさ。
そして、それ以上に今回の「仕掛け」も腰がはいっていることです。
「下げるべき時に買い、上げるべき時に売ってくる」のは、完全に種玉を仕込んでいた証拠です。
なにを意図してこの様な仕込みを行ったのでしょうか?
わたしは、ずばり「日本の金融資産」と読んでいます。
「郵政民営化」は悪くないとしても、「民営化」された一部の貯金は株式市場等の金融市場に流れ込むのでしょう。
その時、彼等外国勢は当然その資金を狙ってくるはずです。
いや、もう既に狙っていたから安いところを仕込んだのです。
このお金の動きを読み違えると、貴方の投資資金も彼等の餌食になりかねません。
かといって彼等に逆らって勝てるものでもありません。
むしろ利用すべきです。
彼等がどう考え、次にどんな手を打って来るかを読み、「彼等とお友達になる」投資法を考えれば貴方は、この「仕掛け」を自分の「チャンス」として大きな利益に結びつけることができるでしょう。
この次にくる仕掛けは、株式の等価交換の解禁です。
企業防衛の業界再編!提携!M&A!に注意を!1年前に言及した、新日鉄1000円も目の前にせまってきました。
株の信用期日むかえ
「信用期日むかえ」は、買いシグナルの一つと考えて良いのでしょうか?
信用取引の決済期日は6ヶ月です。
ある程度の相場を形成して過熱した銘柄は、「その上昇過程で制度信用を利用して買い上がった投資家の玉が整理されるに6ヶ月かかる」というのが一般的な見方です・・・。
最近では、制度信用とは別に無期限信用という制度が証券会社毎に普及しています。
この無期限信用は制度信用より多少金利は高いですが、6ヶ月過ぎても持続して持っていることができるので時間的リスクがなくなります。
制度信用のように6ヶ月経つと、評価損がでていても、強制的に決済しなければならないということはありません。
無期限信用では6ヶ月期日でむりやり売らなくても済むわけで、過熱した相場から6ヶ月経過してもシコリ玉は解消されていないのではないかと考えられます。
そこで、色々な銘柄で検証して見たのですが、どうもそんな心配もないようで、6ヶ月過ぎると反転上昇過程にはいる銘柄が多いようです。
昔から、「小回り3か月」「6ヶ月の期日むかえ」という格言がありますが、これは、「人間の心理面でのシコリが解除される」という意味も包含されているのですネ!
奥が深いですね。