株取引は持ち合い離れにつけ
株取引を長年やっていると、たまたま買った株が急騰して
思わぬ大きな利益を手にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、なぜ急騰したか、色々後講釈で材料は出てきますが実際のところは分からないものです。
でも、よくよく見てみると急騰する株にはパターンがあります・・・。
今日はそんな急騰を演じた銘柄の値動きから特徴を見出し、
今後の貴方の株式投資に役立てるためのお話です。
今回は、一番ポプュラーな値動きを紹介します。
貴方も、よく聞く形として「持ち合い」という株式用語はご存知と思いますが、
この持ち合いの典型的なのが「三角持ち合い」と呼ばれているものです。
これは、チャートで見たとき、三角のフラッグがはためいているように見えます。
この他にも、よく「ボックス圏」で動いていてなかなかボックスの高値を抜けない場合があります。
これも持ち合いの一つと考えられます。
この持ち合いの抵抗線を上に抜けた場合は、大きく株価の水準訂正に入り高騰します。
こんなところを買えればもう天に昇る気持ちになってしまいます。
「持ち合い離れにつけ」ですね!
これも、株価が急騰する一つのパターンですので覚えておきましょう。
株のタイミング
22日の東京株式市場は、ニューヨーク・中国共に堅調な相場展開に加え、寄付き前の外資系証券会社経由の注文状況が、久しぶりに買い越しとなったのを受けて前日比220円の大幅高で寄付き、終始一貫高値圏で推移し、一時300円を超える場面もありました。
結局、日経平均ベースで256円高の17419円で引けています。
マドを空けて上昇した日経平均について強力な買いサインかと指南しておきましたが、22日の相場でも2日連続のマド空けとなりました。
23日にもマドを空けた場合は、少し注意しなければならないことになります。
3日連続でマドを空けますと所謂「三空」となり、逆に強力な目先天井を意味します。
それでなくても、急ピッチで戻してきた相場ですので、長期に上昇してもらうためにも多少の調整を入れて一服したほうが上昇の形は良くなります。
ここで、多くの投資家の心理を読みますと、今回に限り、暴落時に待ってましたとばかり、バーゲンセールを拾っていたのは、我が日本の個人投資家でした。
このことは、とても嬉しいことですし、世界同時株安に歯止めをかけたのも日本の個人投資家と誇れます。
しかし、一方で乗り遅れた投資家はと申しますと、買わない(買えなかった)リスクで焦りを感じこの高いところを飛び乗って行きはしないかと心配になります。
ここは、押し目を待って冷静にタイミングを計ることが大切です。
くれぐれも、飛び乗り厳禁です!
株式投資の方法
株式投資の方法は、投資の期間に応じて長期と短期にわけられます。
長期投資の場合は色々な目的で株式を保有する場合が多いのが特徴です。
例えば、その目的としては、年金資金や投資信託のように、その資金自体が基本的に長期の資金で回転売買する必要がない長期の資産増殖を狙うもの。
また、配当や優待ねらいでキャピタルゲイン(株式売買益)が目的ではない投資。
その他、M&Aなどの株集め、バリュー株投資などがあげられます。
狙いはどうであれ、保有銘柄の企業の内容は重要で、業績不振の銘柄は敬遠しなければなりません。
そこで長期投資に大切なのは、企業の「ファンダメンタルズ」です。
なぜなら、長期の株価は、短期的な上下はあっても企業のファンダメンタルズに比例するからです。
好ファンダメンタルズの銘柄を仕込むのが長期投資の定石です。
しかし、短期投資はファンダメンタルズよりむしろ需給(買い玉と売り玉の数)で株価が動きます。
短期投資ではこの需給を最優先して分析し投資します。
その他、短期波動を利用して回転売買を繰り返しても面白いです。
研究してみてください。
株は過去の記憶を辿る
一昨年8月のことを思い出して頂きたいのですが、参院で郵政民営化法案が否決された時、市場関係者の多くは、「一時的に相場は下げる」との見方をしていました。
ところが相場は反対に動きました。
衆院選も、「与党勝利」を先取りして相場はあげ、結果的に圧勝で更に上昇波動に完全にのりました・・・。
例年、8月は外人のファンドマネージャーは夏休みということで、下げる年が続いていました。
一昨年も季節要因ということで売っていた国内勢を尻目に、外人は市場まれに見る買い越しということで、国内勢は完全に裏をかかれた状況だったのです。
このような歴史的動きを貴方はどうみますか?
ここには、長年相場を見てきた私としては、ただならぬものを感じます。
一つは、外人の「下げるべき時に買い、上げるべき時に売ってくる」売買のうまさ。
そして、それ以上に今回の「仕掛け」も腰がはいっていることです。
「下げるべき時に買い、上げるべき時に売ってくる」のは、完全に種玉を仕込んでいた証拠です。
なにを意図してこの様な仕込みを行ったのでしょうか?
わたしは、ずばり「日本の金融資産」と読んでいます。
「郵政民営化」は悪くないとしても、「民営化」された一部の貯金は株式市場等の金融市場に流れ込むのでしょう。
その時、彼等外国勢は当然その資金を狙ってくるはずです。
いや、もう既に狙っていたから安いところを仕込んだのです。
このお金の動きを読み違えると、貴方の投資資金も彼等の餌食になりかねません。
かといって彼等に逆らって勝てるものでもありません。
むしろ利用すべきです。
彼等がどう考え、次にどんな手を打って来るかを読み、「彼等とお友達になる」投資法を考えれば貴方は、この「仕掛け」を自分の「チャンス」として大きな利益に結びつけることができるでしょう。
この次にくる仕掛けは、株式の等価交換の解禁です。
企業防衛の業界再編!提携!M&A!に注意を!1年前に言及した、新日鉄1000円も目の前にせまってきました。
株式市場とM&A
今年の株式市場のテーマの一つにM&A(企業買収)又はTOB(株式公開買付)があります。
投資家サイドとしても見逃せないテーマです。
昨年は、ライブドアーや楽天のフジテレビ、TBSの買収劇は記憶に新しいところです。
そこで、今日は狙われやすい企業を知っておいて儲けの種にしようというお話です・・・。
もし貴方が、企業を買収しようとする側の経営者でしたら、ゼロから新事業を立ち上げるよりも、業界でもそれなりに成功している企業を買収して、自己の企業を伸ばす方がスピードが速く、しかもリスクも少ないと思うでしょう。
そこに既存企業の買収の大きなメリットがあるのです。
しかし、もう一方、企業の成長のためではなく純粋にキャピタル・ゲインを目指すために株式を買い占める場合もあります。
ヘッジファンドなどの買収行動は、このような投資行動に当てはまるものといえます。
彼等は、対象となる会社の保有する資産に目をつけて買収し、企業価値を高めて(又は売却価値の高い会社買収して)売却するのです。
特に、資産(現金が豊富)の豊富な会社で市場価格(株価)が安い会社は狙われやすいのです。
例えば、一株株主資本よりも極端に株価が安い会社で、固定資産の価値が毀損していない(評価損のない)会社は、もしその株を当該価格で買ったら、買った時点でもう利益がのっていると同じです。
極端なことを言えば、その時点で買収して会社を解散すれば、残余資産の分配にあずかるだけで儲かるのです。
株価が暴騰する前に、このような会社を探して仕込んで置いたら、貴方は儲かることが保証されたも同然です。
ヒントは「現金同等物」が多く、株価が「一株株主資本」よりも安い銘柄です。